何をやっても続かなかったのに筋トレで腹筋が割れるまでになれたワケ

私は高校生の時、
40歳になる未来は
想像できませんでした。


それが今は60歳。


アラカンにもなると
病気というほどではないけれども
体に何等かの不調があったり、

健康診断の結果も

今までオールAだったものが、
Bが増え、Cも顔を出し、
しまいには再検査の招待状が
届いたりします。



学生時代は運動部だったので
結構ムキムキの体だったけど、
社会人になって運動する機会も
めっきり減ってしまった結果、


お腹だけぽっこり膨らんで
立った姿勢で足の爪先が
見えない状態に。

ウエストは年々大きく
育つばっかりで、
去年買ったパンツが
履けなくなってしまった。


だから今年買う時は
来年の事も考えて
1サイズ大きなものを
買おうと考えてしまいます。



また、たまに会う同級生との
会話は血圧とか血糖値とか、
どこそこの病院がいいとか


ヤブ医者だとか、
抗がん剤は打つべきかなんていう
話ばっかり。



そのうち、どっかのお寺へ行くと
いい話が聴けるとか
ピンピンコロリがいいとか、
そんな話題になるんだろうか。

40代も終わりに近づいた頃、
中学高校の仲良かった同級生が
一人また一人と
人間界を卒業していきました。


毎年喪服を着る機会がある度に、
果たして自分が
人間としていられる時間は


あとどれだけ残っているのか
強く意識するようになりました。



心配なのは体の事ばかりじゃあり
ません。



65歳から年金をもらえるように
なるけど、そもそも生活して
いける金額なのか心配。

その頃になると支出に占める
医療費の割合がかなり大きく
なっている上に更に物価高も
進んでいるんじゃないかと
不安で仕方がない。


そうなるとお金を稼ぐためには
年齢に関係なく何等かの形で
稼ぎ続けなければいけない。

考えれば考えるほど
不安が募るばかり。

ならば先ずは健康体で
いる必要があると考えましたが、
よくよく思い出してみると

過去に何回も体を鍛えようと
ダンベルや腹筋台を買って
気合を入れて筋トレを始めてみた
けれど結局続かずじまい。

今では車庫の二階で
錆だらけの姿に。

ならばと地元のスポーツジムに
入会してみたけれど、
2、3回通っただけで
年会費をジムに寄付しただけ。

性懲りもなく次は市が
運営しているスポーツクラブに
入会して体育館で


ランニングしたり
マシンで鍛えてみたりした。

なぜか今度は
頑張ることができた。



週に3回程度だけど
1か月ぐらい続いた。

おぉ~、
オレもやればできるじゃん!

そう思っていたある日の朝、
今まで経験したことのない
強いめまいに襲われた。

しばらくすると治まったので、
その日は何とか仕事に行った。

仕事中もくらくらめまいがする。
でも歩けないほどではない。


もうすぐその日の勤務が
終わる直前、
世の中がぐるぐると回りだした。



朝は直ぐに収まったのに今度は止
まらない。

以前船釣りに行った時も
結構キツイ船酔いに
襲われたけど、
そんなものの比じゃない。

強烈な吐き気と共に
胃の中のものを
すべて床にぶちまけた。

胃の中にはもう何もないのに
まだ強い吐き気が襲う。
胃液も出ない。

口から胃袋を吐いて
しまうんじゃないかと思った。

死ぬときってこれくらいの
苦しさなんだろうか。

そんな想像をした。
でも生きているからもっと
苦しいんだろうな。

その後、どうやって家まで
帰ったのかよく覚えていない。

後から聞いたら同僚が
家に電話してくれて
妻が引き取りに来てくれた
らしい。


頭を1ミリでも
動かそうものなら、
たちまち世の中が回りだした。

吐き気を我慢しながら
なんとか病院へ行って
注射を打ってもらったら
いくらか収まった。

その後は3週間寝たきり。

仕事には何とか復帰したものの
平衡感覚が無く
酔っ払いが歩いているような
状態だった。

危ないので工場の中には
入らないようにした。

体育の先生をしている
友だちに聞くと
普段から運動していない人が


急に頑張ってやり始めると
こういう事が起きる場合が
あるらしい。

症状は少しずつ、
カメの歩みのような
スピードで良くはなっていった。

結局普通に歩けるようになるまで
2年を要した。

37年間全く運動しなかった
ツケが回ってきたと思った。

寝たきりの状態になった時、
頭を動かさなければ
めまいを起こす事は
なかったので、
なんとかスマホで調べてみた。

病名はわからなかったけど、
どうも運動不足だと
めまいになりやすいらしい。

もう二度とこんな苦しい思いは
したくない。

でも、運動しなければ、
またいつか再発するかもしれない

だけど、どうすればいいか・・・

以前のように激しいことを
しなければいい。

どんなスポーツでも最初は
準備運動から始める。

そうか!準備運動だけ
すればいい。

そう考えて最初は簡単な
運動から始める事にした。

しかもベッドの上で
寝っ転がったままで
できる動きだけ。
時間にして1分ほど。

先ずは無理せず
続けることだけを目標にした。

1分間の運動を毎日
1か月続けた。
初めて自分で決めた運動を
続けることができた。

なるほど、
大したことをしなければ
続けられる。



頑張らずにいい加減に始めれば
続けられる。

そう気づいた。

一旦、習慣になってしまえば
意識しなくても毎日の
歯磨きのように
ルーティーンになった。


やらないと違和感を
覚えるようになった。


そこからは月が変わるごとに
メニューを増やし、
3か月目からスクワット5回を
加えた。


今では毎朝、
ストレッチ、腹筋、背筋、
スクワット、腕立て伏せ・・・。


いつの間にか体重が
5㎏減っていた。
それに伴ってお腹周りも
-10cm。

60歳を超えて
腹筋が割れ始めた。

40年ぶりに高校で同じ
部活だった女性と会ったとき、


『同級生の男子はほとんどお腹が
でっぷり出ているけど
〇〇君(←私の事)は高校の時と
ぜんぜん変わらないね』


と言われたり、

数年前に襲われた
強烈なめまいの後遺症があった
が、それもほとんど無くなった。


この経験から
何かを習慣にするためには、
かなり物足りないレベルの
ごく簡単なことから
スタートすること、


決して最初からがんばっては
いけない事を知った。

もし、私が人生のもっと
早い時期に
このコツを知っていれば
全く違う現在になって
いたでしょう。


さあ、つぎはあなたの番です。
今の自分は過去からの習慣で
できています。

ピータードラッガーの言葉に

『成果をあげるのは才能ではなく
習慣である』

というのがあります。


筋トレは習慣化が
最も難しい事の一つです。

ならば、続けるコツさえわかれば
他の事もできるようになります。


あなたは将来
どうなりたいでしょうか?


なりたい未来があるのなら
それを手に入れるための習慣を
身に付ける必要があります。

何をするにも絶対に必要な
条件は健康です。

いくらお金を稼いでも
元気でなければ何もできません。

あなたが思う成功を
手にするために
先ずは筋トレの習慣を
身に付けませんか?


私があなたの人生を変革させる
第一歩をお手伝いします。

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